ダウ平均とナスダックは上昇も、宴の後の静かな相場
11月11日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,847ドル(+39ドル)
・S&P500 2,164.4ポイント(-3.0ポイント)
・ナスダック 5,237.1ポイント(+28.3ポイント)
11日の米国市場はS&P500は-3.0ポイントと小動きでしたが
ダウ平均とナスダックは上昇。
トランプ氏の大統領選当選確定後
不調のナスダックがようやく上昇した形となりました。
ただし全体的には、金曜日且つ大統領選挙の宴の後
の静かな相場となりました。
大統領選挙一色となった今週のアメリカ市場ですが
結果的には、ダウ平均は最高値を大幅更新
S&P500は最高値更新まであと一歩
ナスダックは高値のゾーンでレンジ相場形成
という結果となりました。
ダウ平均、S&P500、ナスダックと微妙に相場状況に
ずれが生じています。
ダウ平均が他2指数を引っ張る形となるか
S&P500とナスダックがダウ平均の足を引っ張る形となるか
今後の展開は要注意と言えます。
来週からは、12月のFRBの利上げの可否が相場のテーマと
なります。昨年は12月の利上げ後に株式市場は
下落しており、注意を要します。
大統領選を契機にダウ平均が大幅に上昇しましたが、
大統領選は既に終了したので、視点をリセットして
来週を迎えたいと思います。