アメリカ市場は感謝祭 ヨーロッパ市場も変化なし
11月24日(木)のアメリカ市場は感謝祭のため休場でした。
アメリカ市場が休場のため、いつもとは趣を変えて、
ヨーロッパ市場中心に解説いたします。
24日のヨーロッパ市場は、ドイツ市場(GER30)
イギリス市場(UK100)ともに大きな動きなし。
ドイツ市場はレンジ相場の上限付近に張り付き
その地点でレンジ相場入り。
値位置としては重要なポイントに位置しています。
一方のイギリス市場は、チャートパターン的に三尊天井を
形成しつつあります。ネックラインを下に抜けるか、それとも
今の値位置で踏ん張ることができるか、正念場と言えます。
ヨーロッパ市場では足元、ユーロ/ドルの下落が特徴的です。
24日は大きな動きがありませんでしたが、トランプ相場の
ドル/円上昇の裏で、ユーロ/ドルが売られています。
為替市場ではユーロ/ドルの目標値1.0000とも噂されており
今後更なる下落(500-600pips)の可能性もあります
尚、12/4にイタリアで憲法改正の国民投票があります。
結果が直接EU離脱には繋がる訳ではありませんが
否決の場合、イタリアのEU脱退説が現実味を帯びる可能性が
あるため注意が必要です。
ヨーロッパ市場は株式市場というより為替市場に
注意を要する事態が近づきつつあります。
ドル円も一方的な動きが続いていますが
今後のユーロ/ドルの値動きについても、注意したいと思います。