原油在庫増で原油価格(WTI)が急落、ただ株も為替も影響なし
12月21日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,941ドル(-32ドル)
・S&P500 2,265.1ポイント(-5.5ポイント)
・ナスダック 5,471.4ポイント(-12.5ポイント)
21日は薄商いの中、前日の上昇の反動もあり
3市場ともに小幅な下落で、ダウ平均は20,000ドルを目前に足踏み。
クリスマス相場に突入しており、小動きな展開となりました。
またここ数日上げ続けていたドイツ、イギリス市場も
ともに上昇が一服。
金融市場全体が小動きの中、一人値動きを見せたのが
原油価格(WTI)。
予想外の米国内の原油在庫の増加発表があり
市場関係者にサプライズを与えた結果、WTIは急落。
53ドル台後半から52ドル台半ばに一気に下落しました。
しかし原油価格に相関のUSD/CADは若干の上昇に留まり
為替市場も閑散としています
WTIはチャート的に、節目の値位置に下がった結果となり
今後の方向が大いに注目されます。
為替市場も大きな動きのない1日であり、原油在庫の
サプライズが無ければ、殆どの市場が凪状態だった
可能性があります。
値動きの無い凪状態が、多くの市場で発生しており
突発的な値動きをトレンド発生と認識し
下手にポジションを持って、無駄な怪我をしないように
充分注意すべきと考えます。