クリスマス休暇前で小動きも、イギリス市場がレンジ上限に到達
12月23日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,933ドル(+14ドル)
・S&P500 2,263.7ポイント(+2.8ポイント)
・ナスダック 5,462.6ポイント(+15.2ポイント)
23日はクリスマス休暇を前に小動きながら
3市場ともに若干の上昇。
市場にプレイヤーが少なく、市場を動かす材料もない中で
上昇を牽引したのは、最近不調の製薬及びヘルスケア銘柄。
ダウ採用銘柄の上昇率では
1位のユナイテッドヘルスグループ(+0.90%)を始め
上位10社中の4社がヘルスケア及び製薬銘柄となりました。
ただし上昇率は1.0%未満であり、23日の市場の
エネルギーの無さは上昇率からも見てとれます。
クリスマス休暇を前に、興味深い値位置に到達したのはイギリス市場(UK100)
12月に入り上げ足を速めてきましたが
遂にレンジ相場のほぼ上限に到達。
今後、下落して折り返すのか、それとも
更なる上昇を見せるのか、重要なポイントに到達しました。
クリスマス休暇明け後も、本格的な値動きは、年明け以降となる
可能性が高いと考えられます。
しかし12月中旬以降は多くの市場が停滞し、エネルギーを
貯めている状態なので、今後放出されるエネルギー
が上下のいずれの方向に作用するか、来週以降注意を要すると考えます。