ダウ平均20,000ドルを手前に再度失速
1月9日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,887ドル(-76ドル)
・S&P500 2,268.9ポイント(-8.0ポイント)
・ナスダック 5,531.8ポイント(+10.7ポイント)
9日のアメリカ市場はダウ平均、S&P500は下げに見舞われるも
ナスダック指数は上昇し、明暗分かれる形となりました。
ダウ平均は節目の20,000ドル一歩手前まで上がったものの
昨年末の接近時同様に失速し、20,000ドルを前に下げに
見舞われています。
また9日は原油価格(WTI)が53ドル台から51ドル台まで急落。
原油価格の急落により、エネルギー株が下げを主導することになり
結果的にダウ平均、S&P500とナスダック指数が乖離。
ダウ平均採用銘柄で下落率1位がエクソンモービル(-1.65%)と
なったのが、エネルギー株の不振を象徴しています。
ダウ平均20,000ドルへの挑戦はまだ継続の見込ですが
明日(1/11)のトランプ新大統領の会見と、今週末から
始まる各社の10-12月期決算発表が相場を動かすタイミングとなりえます。
先週末の雇用統計で好調なアメリカ経済の再確認がなされて
いますが、トランプ相場自体は一段落した感もあります。
次に相場が動くタイミングがいつになり、その方向が
上下いずれになるのか、冷静に見守りたいと思います。
今週は、日本が3連休スタートなので
特にアメリカ市場に流される動きになってきそうです。