WTI急落につられてダウ平均が下落
1月10日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,855ドル(-31ドル)
・S&P500 2,268.9ポイント(+0.0ポイント)
・ナスダック 5,551.8ポイント(+20.0ポイント)
10日のアメリカ市場はダウ平均は下落、S&P500は変わらず
ナスダックは上昇となり、3指数バラバラの展開。
市場の大枠の方向を示すS&P500が前日比で変わらず
と言う、11日のトランプ新大統領の会見及び企業の
10-12月期の決算発表を控え、売買が手控えられる状況となりました。
株式市場の様子見姿勢の裏で、原油(WTI)市場が2日続けての急落。
52ドル台で始まった取引は徐々に値を下げ
50ドル台まで下落しました。
原油価格の急落を受け、エクソンモービル、シェブロンといった
原油株が売られた結果、ダウ平均が押し下げられマイナスに沈みました。
値動きのないアメリカ市場に比べ、イギリス市場は
先週に続き絶好調で、指数UK100は3連騰となりました。
12月中旬以降、明確な陰線を付けることなく上昇基調を
維持しています。
為替市場も膠着状態となっていますが、11日の
トランプ新大統領の会見待ちの状態となっています。
2017年もトランプ氏の言動に一喜一憂の金融市場と
なりつつありますが、明確なトレンドが出るまで
まずは様子を見るのがよいと考えます。