金融や石油関連 トランプ銘柄ダウ平均押し上げ
1月11日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,954ドル(+98ドル)
・S&P500 2,275.3ポイント(+6.4ポイント)
・ナスダック 5,563.6ポイント(+11.8ポイント)
11日のアメリカ市場は3指数揃っての上昇となりましたが
ダウ平均が100ドル近い上昇。
注目されたトランプ新大統領の会見は、外交問題を除くと
大統領選挙同様の企業批判が展開されました
そして、改めて高コスト体質との批判を浴びたのが製薬業界。
トランプ氏の会見を受け、多くの製薬株が値下がりしました。
ただし今回の記者会見で市場が反応したのは、これまで
トランプ相場を牽引した銘柄群。
ゴールドマンサックス(3位)、JPモルガンチェース(8位)の金融株
エクソンモービル(4位)、シェブロン(7位)といった石油株の
トランプ銘柄は全てダウ平均上昇率ベスト10入り。
S&P500の伸び以上にダウ平均が伸びているのは、トランプ銘柄が
指数を押し上げた結果となっています。
トランプ新大統領の会見を受けて、ダウ平均は再び20,000ドル
チャレンジの値位置に到達しました。
明日から始まる企業の10-12月決算に株価が反応して
ダウ平均20,000ドル到達に3度目の正直となるかどうかに
注目したいと思います。