好調な決算を受け銀行株が値上がり
1月13日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,885ドル(-5ドル)
・S&P500 2,274.6ポイント(+4.2ポイント)
・ナスダック 5,574.1ポイント(+26.6ポイント)
13日はダウ平均とS&P500が小動きの中、ナスダックが上昇。
決算発表のスタートを切ったJPモルガンチェース他の
銀行は予想を上回る決算を発表し、銀行株全体が上昇。
その結果、S&P500指数を押し上げました。
一方、12日より原油価格が継続的に下落しており
石油関連株が売られた結果、エネルギー株の比率の高い
ダウ平均が若干下落、という結果になりました。
またナスダックは12日に下落となったものの
13日まで連続9営業日連続陽線となり、相場の勢いは
衰えていません。
ただし既に下落の兆しを見せつつあるドルインデックスは
3営業日連続陰線で、下方ブレイクを見せつつあります。
今後企業決算は波乱なく進むと予想されており
このまま株価の上昇、ダウ平均20,000ドル達成への期待が高まります。
しかし、これまで株価の上昇を支えたドルの上昇に陰りが見え
ドルの下落に株価がどう反応するか、という点に注意が必要です。
20日の大統領就任式終了までは積極的に手掛け辛い
展開が予想されており、当面様子見スタンスがよいのではないかと思います。