マーチンルーサーキングデイでアメリカ市場休場
1月16日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 休み
・S&P500 休み
・ナスダック 休み
16日はマーチンルーサーキングデイでアメリカ市場は休場。
他国の市場はオープンの中、EU離脱を昨年6月に決定の
イギリスの状況が節目を迎えています。
16日に大幅下落となったポンド(GBP/USD)ですが、
既にEU離脱決定時を下回る水準で推移し、チャートとしては
更に下げがあってもおかしくない状態。
背景としては、穏健なEU離脱ではなく
ハードブリグジットと言われる、移民問題を原因とする一方的な
EUとの決別宣言となる可能性の高まりが挙げられます。
イギリスのメイ首相が本日(1/17)ブリグジットの方針について
スピーチの予定ですが、ハードブリグジット路線
の表明が予想されています。
メイ首相のスピーチを受けて、材料出尽くしとなり一旦戻しを
入れるのか、失望売りから更にポンドが下落をするのかは
注目に値します。
尚、ポンドの下落と軌を一にするように、イギリス株価指数FT100は
12月より強い上昇トレンド入り。
ポンドが売られたことにより、相対的に株価が上昇しており
日本のアベノミクス相場初期の頃に状況が類似しています。
イギリスのEU離脱情勢が大きく金融市場を揺らす可能性があり
今後はイギリスにも注意したいと思います。