トランプ銘柄が連日崩れトランプ相場終焉か?
1月31日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,864(-107ドル)
・S&P500 2,278.8(-2.0ポイント)
・ナスダック 5,614.7(+1.0ポイント)
31日はダウ平均は100ドル以上の値下がりをみせたものの
S&P500、ナスダックは小動きの展開。
前日に引き続きトランプ大統領の入国禁止令が話題となる中で
株式市場は若干落ち着きを取り戻した形となりました。
ただしダウ平均銘柄は下落率1位ゴールドマン(-1.96%)
2位JPモルガンチェース(-1.63%)、3位インテル(-1.60%)
となり、依然として入国禁止令を発端とする株売りが継続。
ダウ平均の状況からはトランプ相場の終焉を感じます。
そんな中、トランプ大統領及び側近のナバロ氏が相次いで
ドイツ、日本、中国の通貨政策を批判。
それにより一気にドルが売られる展開となり、ドル円は
1.5円以上の円高が急速に進みました
しかし為替市場の急変は、ダウ平均には影響はあったものの
株式市場全体には大きな影響を与えませんでした。
トランプ大統領他の発言で大きく揺れる金融市場ですが
今週は水曜のFRBの政策金利発表と、金曜の雇用統計という
イベント中心の週です。
まずは明日の政策金利発表時のコメントにて、今後の金利引き上げ
スピードに市場がどう反応するかを確認したいと思います。