FRBの政策金利発表を無風で通過
2月1日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 19,890(+26ドル)
・S&P500 2,279.5(+0.6ポイント)
・ナスダック 5,642.6(+27.8ポイント)
1日は入国規制の大統領令の騒動が一段落して
ようやくダウ平均も上昇。
特にIT銘柄の多いナスダックの上昇が顕著となり
ダウ採用銘柄においても、上昇率トップに
アップル(+6.10%)が躍り出て、IT銘柄が買われる
展開となりました。
FRBの政策金利発表日となりましたが、FRBからの
発表は無風で、株式市場に対する影響は無し。
3月の利上げを予想する向きもありましたが
FRBの発表はこれまで通りであり、3月の利上げは
ほぼなくなりました。
FRBはアメリカ経済は好調に推移している、と言う
スタンスは変えていません。
ただしFRBの発表を受け、為替市場はそれまでの
ドル高の流れがドル安の流れとなり
ドル円は再び112円台に突入する値動きとなりました。
為替は大きな流れとしては、
ドル安の方向に進んでいると感じます。
株は雇用統計終了まで値動きが停滞の可能性がありますが
為替はジワジワとドル安方向に進みつつあります。
株価が動かない際も、今後の株価の方向性を占うため
為替市場の動向には注意を払うべきタイミングに来ている
と考えます。