株式及び為替市場の値動きナシ 商品市場が動く
2月8日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,054(-35ドル)
・S&P500 2,294.6(+1.5ポイント)
・ナスダック 5,682.4(+8.2ポイント)
8日はダウ平均が下落するも、S&P500とナスダック指数は
上昇し、方向性の無い展開となりました。
同日当局より発表された原油在庫が大幅増加となりましたが
最も消費者に近いガソリンの在庫が減少に
転じていたことが判明。
これを受け昨日急落した原油価格(WTI)は買い戻され、
51ドル台から52ドル台に回復。
当初は下落してスタートしていたアメリカ市場ですが
原油価格の戻りが始まるにつれ、上昇する銘柄も出始め
ダウがプラスになるまでは戻りませんでしたが
ほぼ昨日に近い水準まで値は回復しました。
そして原油価格の戻りとともに、金価格も上昇し
7日の高値をブレイクし再び高値を更新。
リスク指標の金が独歩高を継続しています。
株式市場だけでなく、為替市場も凪状態の中で
商品市場が一人上下している状態となっています。
日本から見れば日米首脳会談待ちとなりますが、世界的には
それ程大きなイベントではありません。
市場は相場を動かす材料待ちと言えます。
どのようなきっかけで相場が動き始めるのか
各方面のニュースに今後気を付けたいと思います。
ところで、トランプ氏がアメリカ企業向けの大型減税を
示唆する発言をしており、9日のアメリカ市場は急変。
やはりトランプ発言で、市場の流れは大きく変わります。
2017年2月9日