3月のFRB利上げへの注目度が上昇
2月28(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,812ドル(-25)
・S&P500 2,363.6ポイント(-6.1)
・ナスダック 5,825.4ポイント(-36.4)
28日は3指数揃って下落、ダウ平均は13営業日ぶりの下落
となりました。
またナスダックの下げが比較的大きくなっています。
基本的にはトランプ大統領の議会演説待ちであり
市場参加者はほぼ様子見状態。
金融市場はトランプ大統領の発言待ちの状態ですが
FRB理事が今後の金利引き上げについて相次いで発言。
にわかに3月利上げの可能性が浮上しており、その結果
ドルが買われ、ドル円は111円半ばから112円後半まで
円安が進みました。
FRB理事の発言を背景とするドル買いに加え
気になるのはVIX指数の上昇。
恐怖指数とも言われるVIX指数ですが、28日は久しぶりに
大きな上昇を見せました。
まだ警戒するレベルではありませんが、投資家が株式市場の
先行きにリスクを感じている状況証拠とはなりうるので
今後のVIX指数の先行きには注意が必要となります。
トランプ大統領の議会演説の後は、金曜のFRBイエレン議長の
講演会での発言が注目を浴びることになりそうです。
今後も小動きの相場の中でも、次の値動きを探るヒントを
探していきたいと思います。