トランプ大統領の議会演説好感 3指数とも大幅高
3月1(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,115ドル(+303)
・S&P500 2,395.9ポイント(+32.3)
・ナスダック 5,904.0ポイント(+78.5)
1日はトランプ大統領の議会演説を受けて、3指数ともに
大幅な上昇。
ダウ平均は303ドル高と大幅に上昇し、遂に21,000ドルを
突破しました。
トランプ大統領の議会演説は、政策の具体的な内容への
言及は殆どなかったものの、融和的かつ冷静な演説が
国民からは評価。
国民の前向きな評価を背景に、アメリカ市場は
約1週間のレンジ相場を上方ブレイクすることとなりました。
3月のトランプ相場を期待させるような上昇であり
ダウ平均採用の上昇銘柄ランキングも
1位JPモルガンチェース+3.29%
2位アメリカンエキスプレス+2.32%
3位トラベラーズ・カンパニー+2.25%
となりトランプ相場を彷彿させる金融株が上昇率
上位にランクインしました。
ただし3月中の金利引き上げの声が大きく
なりつつあります。
金利引き上げが株価失速の引き金を引く可能性があるため
今後の動向に注意が必要です。
3月3日のFRBイエレン議長の講演会、3月14-15日の
FOMCとFRB関連の重要イベントがあるので、FRBの動向を
今後探っていこうと思います。