市場全体が小動きの中、金価格が下落
3月7日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,924ドル(-29)
・S&P500 2,368.3ポイント(-6.9)
・ナスダック 5,833.9ポイント(-15.2)
7日は昨日に引き続き3指数揃って小幅の下落。
既に先週の上昇の熱気は無く、さりとて本格
下落に向かうほどのエネルギーにも欠くと言う
非常にじれったい展開となっています。
今週の雇用統計、来週のFOMCを控え動くに動けない
状況下、7日に注目されたのはトランプ大統領の
ツイッター。
アメリカの人々のために薬価を下げる、と投稿し
薬価引き下げで影響を受ける製薬会社の株価が
値下がりしました。
ダウ平均採用銘柄の下落率においては
3位ファイザー(-1.05%)
4位メルク(-0.77%)
となっています。
しかしながらトランプ大統領は当選前、そして
当選後も度々薬価については言及しており
特に目新しい発言ではなく、相場の材料がない中で
改めて注目された、という面が濃厚です。
多くの市場が小動きの中で、金価格(XAU/USD)の
価格が7日も下落。
先週後半からの、株と金価格の相関関係の崩れが
継続しています。
株及び為替市場が小動きの中、金価格が独自の動きを
続けているため、今後特に金価格の値動きに注目しつつ
各市場の値動きを考えてみようと思います。