原油価格に牽引され欧米市場いずれも上昇
5月15日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,981ドル(+85)
・S&P500 2,402.3ポイント(+11.4)
・ナスダック 6,149.6ポイント(+28.4)
15日は3指数揃ってしっかりとした上昇。
S&P500とナスダックは高値を更新しました。
15日にサウジアラビアとロシアが、2018年3月末までの
原油減産継続で合意。
本合意を受け、原油価格(WTI)が反応し48ドル台前半から
49ドル台後半に急騰。
原油価格の大幅高を受け、幅広い銘柄に買いが入った結果
大型株からハイテク株まで多くの銘柄が値上がりしました。
久しく上昇率ランキングに名前の出ていなかった金融株も
上昇し、ダウ平均採用銘柄の上昇率において
4位アメリカンエキスプレス +1.08%
5位ゴールドマンサックス +1.03%
となりました。
尚、商品市場では金価格(XAU/USD)も上昇し
商品市場が株式市場を牽引の1日となりました。
またイギリス市場のUK100は高値を更新、ドイツ市場の
GER30も高値付近にまで上昇。
欧米ともに株式市場は堅調に推移しました。
原油価格の上昇に株式市場が反応しましたが
原油価格は節目の50ドル目前、ここから先は安直に
上昇を期待するのは禁物です。
今後は株式市場の自律的な上昇を期待したいと思います。
2017年5月16日