トランプ大統領のロシア疑惑 嵐の前の静けさか?
5月16日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,979.7ドル(-2)
・S&P500 2,400.6ポイント(-1.6)
・ナスダック 6,169.8ポイント(+20.1)
16日はダウ、S&P500は小動きも、ナスダックは上昇。
ナスダックは昨日に引き続き高値を更新し、堅調な上昇を維持。
株価には殆ど影響を与えなかったものの
トランプ大統領がロシア外相に対し機密情報を明らかにした
と報じられ、マスコミや議会が状況を注視。
またコミー元FBI長官に対し、トランプ大統領が
ロシア疑惑の捜査をストップするよう要請していた
とも報じられています。
株価に対する影響はなかったものの、為替市場では
ドル売りが進み、ユーロドルは上昇しドル円は下落。
ドルインデックスは15日にそれまでのレンジ相場を
下に抜けています。
ロシアゲートともメモゲートとも言われ始めている
本疑惑は、今後のトランプ政権が経済政策より疑惑対応に
力を注がざるを得なくなる可能性があり
株式市場に対してはマイナス要因。
今後の状況を注視する必要がありますが
嵐の前の静けさの可能性があります。
第一報を経てロシア疑惑に対し、明日の株式市場がどのような
反応を示すのか、注目したいと思います。