小動きの展開 ダウ平均20,000ドル手前にまで上昇
5月23日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 20,937ドル(+43)
・S&P500 2,398.4ポイント(+4.4)
・ナスダック 6,138.7ポイント(+5.0)
23日は小動きの展開ながら3指数揃って上昇し
4営業日続けての上昇となりました。
ダウ平均はこれまで達成するも維持が出来ていない
21,000ドルにあと一歩の所にまで接近、再度21,000ドル
がターゲットに入りました。
トランプ大統領は外遊中ですが、トランプ政権の2018年度の
予算教書が公開。
市場は殆ど反応しませんでしたが、楽観過ぎる経済成長が背景と
なっており、公表後すぐに批判の声にさらされています。
また大幅な社会保障費の削減も盛り込まれており、民主党の
協力が得られる内容ではなく、今後のトランプ政権の経済政策が
一筋縄で進められるような状況ではありません。
トランプ政権の経済政策への期待感を背景に買い進まれてきた
株式市場が、今後予算教書をどのような形で織り込んでいくのか
注目されます。
ロシア疑惑はあれどジワジワ株価は上昇していますが
日経平均の20,000円同様に、近くて遠いダウ平均21,000ドルと
なっています。
今回こそ21,000ドル達成後の維持がなされるのか、今後のダウ平均の
推移を注視したいと思います。