ダウ平均は下落の中でナスダック指数が高値更新
7月18日(火)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 21,574ドル(-54)
・S&P500 2,460.6ポイント(+1.4)
・ナスダック 6,344.3(+29.8)
18日はダウ平均が下落、S&P500は変わらず、そして
ナスダック指数が上昇となり、まちまちの展開。
トランプ政権が掲げる減税案の財源となるオバマケアの
見直し法案について、共和党が早期の成立を断念。
トランプ政権による減税の期待感は以前と比べるとしぼんでは
いるものの、ダウ平均に対してはマイナス要因となりました。
しかしながら上昇を取り戻しているナスダック指数は
上昇を継続し、遂に6月8日以来の高値更新を達成。
6月に大きく下落したナスダック指数は
完全復活となりました。
ただしダウ平均採用銘柄で見ると、上昇率トップ10入りの
ハイテク銘柄はアップル(7位+0.35%)のみ。
一方の下落率では、決算内容はよかったものの先行き警戒感が
生じているゴールドマンが-2.60%と1位に浮上しました。
3指数揃って高値更新モードとなった足元の市場ですが
各企業の決算発表が行われている状態です。
個別企業の決算状態によっては、株価が急変するリスクがあるので
全体の株価と個別株の推移は分けるべきタイミングとの
認識を持った上で、市場に臨みたいと思います。