好決算を背景に楽観ムードの中、ドルが上昇を開始
10月26日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,400ドル(+71)
・S&P500 2,560.4ポイント(+3.2)
・ナスダック 6,556.7ポイント(-7.1)
26日はダウ平均及びS&P500は上昇し
ナスダックは下落となり、まちまちの展開。
大手企業の決算発表が相次ぐ中で
概ね好調な業績が開示されています。
そして市場には楽観ムードが流れており
上昇しやすい状況です。
ナスダックは下落しましたが、マイクロソフト
アマゾン、グーグルの持ち株会社のアルファベットの
決算が本日の取引終了後に控えていたため
全体的な取引が手控えられた状況です。
またECB理事会終了後に
ドラギ総裁がECBのテーパリングを発表したものの
小規模であり市場に対する
直接的な影響はありませんでした。
しかしながらドラギ総裁の会見を契機に
ドルが一気に買い進まれ、ドル高が進みました。
ドルインデックスで見ると
過去のサポート&レジスタンスを上に抜けており
ドルは今後上昇に転じる可能性が高まっています。
株式市場に変化はないものの
ドル高により為替市場に変化の兆しが生じています。
静かに値上がりしている米国市場ですが
現在の心地よい上昇がどこまで続くのか
上昇を開始したドルの値動きと共に
注目したいと思います。