州知事選で民主党が勝利、今後の政権運営に影響も
11月8日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,563ドル(+6)
・S&P500 2,594.3ポイント(+3.7)
・ナスダック 6,789.1ポイント(+21.3)
8日は3指数揃っての上昇となり
ダウ平均は5営業日続けての高値更新。
大きな上昇は見せていないものの、ダウ平均を
中心に米国株は静かな値上がりが続いています。
ただし全般的には凪の状態が昨日同様に継続中。
徐々に上昇しているものの、推進力に欠ける状態となっています。
株式市場には大きな影響は生じませんでしたが
7日に投開票されたバージニア州知事選で
反トランプの民主党候補が勝利。
現在、税制改革に向け動いているトランプ政権ですが
選挙結果が微妙な影響を与える可能性も。
法案成立の鍵を握る上院の税制改革案が
9日に共和党より提示される予定です。
既に法人減税を1年先送りとの報道も生じており
政権側の目論見通りに進まない可能性があります。
トランプ政権の基盤の弱さも含め
今後の税制改革の行方に注目が集まることになります。
市場は次のイベント待ちの状態と言えます。
そしてそのイベントは法人税の改革=減税を
巡るものとなる可能性が高まっています。
今後の税制改革案を巡る
トランプ政権と上院の交渉の行方に注目したいと思います。