半日の取引ながら3指数ともに小幅上昇
11月24日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 23,557ドル(+31)
・S&P500 2,602.4ポイント(+5.3)
・ナスダック 6,889.1ポイント(+21.7)
24日は感謝祭明けで半日の取引に留まりましたが
3指数揃っての上昇。
ただし上昇幅はいずれも小さいものとなりました。
感謝祭が明け、ブラックフライデーが開始。
足元の好調な景気状況からアメリカのGDPの
7-8割を占める個人消費も堅調。
今年の年末の小売業の売上は好調に推移する
ことが予想されており、半日オープンの
株式市場も楽観ムードが流れました。
しかしながら実質的には開店休業状態であり
積極的に買い進む動きは見られませんでした。
動きがあったのは原油(WTI)価格。
OPECとロシアが減産延長で合意したと伝えられると
遂に58ドル台に到達。
50ドル台が節目価格と言われていましたが
60ドルまであと2ドルの位置まで上昇となりました。
また原油価格の上昇を背景に
原油関連株のシェブロン及びエクソンモービルが
揃ってダウ平均採用銘柄の上昇率トップ10に
ランクインしました。
感謝祭明けの来週からは年末相場がスタートします。
これまでとは相場状況が変化することも多いので
週明けの取引は慎重なスタンスで臨みたいと思います。