トランプ政権のロシア疑惑の報道で株価が乱高下
12月1日(金)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,231ドル(-40)
・S&P500 2,642.2ポイント(-5.3)
・ナスダック 6,847.5ポイント(-26.3)
1日は3指数揃っての下落、前日に300ドル以上値上がりの
ダウ平均もさすがに一旦下落となりました。
久しく話題に上がることのなかったトランプ大統領のロシア疑惑について
フリン前大統領補佐官がトランプ大統領の関与を認めると発言。
ABCニュースが報じ、株式市場は一気に下落しました。
ダウ平均は350ドル安にまで急落しましたが、ABCの報道内容に
疑念が呈されるとともに、株価は元の値位置に戻る値動きへ。
前日の上昇の反動もあり、全戻しとの状況には至りませんでしたが
40ドル安でその日の取引を終えました。
一方で、上院での税制改革案可決のための準備が整いつつあり
来週早々にも可決の可能性が。
下院とのすり合わせの必要はありますが
税制改革実現に向け少しずつ前進している状況です。
税制改革案を軸にこれまで相場が進んできましたが
そろそろゴールが見えつつあります。
税制改革がどのような着地点となるのか
また着地後に為替市場を始めとする金融市場がどのような値動きを見せるのか
注意深くフォローしたいと思います。