ダウ平均史上最高値更新
12月4日(月)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,290ドル(+58)
・S&P500 2,639.4ポイント(-2.7)
・ナスダック 6,775.3ポイント(-72.2)
4日はダウ平均は上昇するも
S&P500とナスダック指数は下落し、マチマチの展開。
しかし、ダウ平均は史上最高値更新となっています。
ダウ平均の上昇とナスダック指数の下げの乖離が
大きくなっており、非相関する値動きが強まっています。
2日に米上院が税制改革法案を可決。
最終的には下院とのすり合わせの結果で
内容が大きく変わる可能性は依然としてありますが
税制改革実現に向けて大きな前進となりました。
税制改革の前進を株式市場は素直に好感し
ダウ平均は最高値を更新する上昇を見せる結果に。
ただし税制改革の恩恵が少ない
ハイテク株を売る動きは継続しています。
ナスダック指数の下落もありますが、
ダウ平均採用銘柄の下落率でも
1位マイクロソフト(-3.77%)
7位アップル(-0.73%)
9位インテル(-0.43%)
とハイテク銘柄が揃って下落率トップ10に
ランクインしました。
ダウ平均とナスダック指数が非相関する値動きが
税制改革実現が近付くにつれ生じています。
本非相関の関係が、最終的などのような値動きで
解消されるのか、注意深く見守りたいと思います。