税制改革法案が上下両院で成立
12月20日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,726(-28)
・S&P500 2,679.2ポイント(-2.2)
・ナスダック 6,960.9ポイント(-2.8)
20日は前日同様、小幅ながらも3指数揃っての下落。
注目の税制改革法案が、米上下両院で可決され
残すはトランプ大統領の署名のみとなりました。
これまでの株価上昇で既に税制改革は織り込み済みとの流れとなり
材料出尽くしにより2日続けての下落となりました。
ただし続落とは言え、小幅な下落に留まっており
市場は小康状態を保っています。
ともあれ税制改革法案の成立により市場関係者は
安心してクリスマス休暇を迎えることになります。
3指数の下落となったものの、ダウ平均の採用銘柄の上昇率で
1位シスコシステムズ(+1.15%)
2位インテル(+1.11%)
となり、ハイテク株が健闘しています。
また原油価格(WTI)が再び58ドル台にまで上昇。
11月以降4度目の58ドル台入りとなり
今後の値動きに注目が集まります。
税制改革法案の成立で
年内のイベントはほぼ出尽くしとなりました。
ただし来年に向け次のテーマとしてインフラ投資の
浮上が予想されています。
材料出尽くしとなった株式市場が
今後上下いずれの方向に動くのか
注目したいと思います。