債券金利が上昇し株式が買いにくい地合いに
4月20日(金)アメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,462ドル(-201)
・S&P500 2,670.1ポイント(-22.9)
・ナスダック 7,146.1ポイント(-91.9)
20日は3指数揃っての下落、2営業日続けて
3指数揃っての下落となりました。
またダウ平均は約200ドル下落
ナスダック指数も約90ポイント下落と
比較的大きな下げとなりました。
前日のTSMCの売上高下方修正の余波が続き
ハイテク銘柄が総じて売られる展開が継続。
更にアップルは新型iPhoneの販売見通しについて
下方修正の指摘が相次ぐことに。
その結果、ダウ平均採用銘柄の下落率の1位に
アップル(-4.10%)が登場。
またインテルも6位(-1.32%)と前日の1位に続き売られる展開。
全体的にもダウ平均採用銘柄で上昇したのは
6銘柄のみとなりました。
一方で債券利回りが上昇しており
長期金利は2014年1月以来の2.96%にまで上昇。
利回りが上昇の中では、投資家は株式より債券に資金を移す傾向にあるため
株式の上値追いは難しい状況です。
4月に入り債券金利が上昇していますが
各方面で債券の金利について言及される機会が増えてきました。
株式の上昇もひと段落の中、債券金利の行方にも注意しつつ
株式市場の方向性を探りたいと思います。