Tモバイルとスプリントの合併がIT株を揺らす
・ダウ平均 24,163ドル(-148)
・S&P500 2,648.0ポイント(-21.8)
・ナスダック 7,066.2ポイント(-53.5)
30日は3指数揃っての下落、今週はFOMCに加え
金曜日に雇用統計が予定されており、決算発表も
続く中で売買を手控える投資家が多い状態となりました。
市場の話題は29日に合併を発表した
携帯電話3位のTモバイルと4位のスプリント。
当事者は合併に合意しているものの
両社の合併はかつて米政府当局の反対で流れている経緯があります。
よって週明けの取引は合併実現への懸念から
両社いずれの株価も下落してのスタート。
また両社の株価下落の影響から通信株が売られる展開となり
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位に携帯電話1位のベライゾン(-4.30%)が登場しました。
また全体的にハイテク株も売られ
ハイテク及び通信といったIT関連株が売られました。
このところ金融市場の動きに影響を与えた米長期債は
3%割れが維持されており、金利面からの波乱は生じていません。
ただし原油価格(WTI)は一時69台に再び突入し
高値の維持がなされています。
今週はFOMCに加え雇用統計が控えています。
両イベントが足元の長期金利にどのような影響を与えるのか、
今週は市場をフォローしたいと思います。