アップルが上場来高値を更新
・ダウ平均 24,262ドル(+332)
・S&P500 2,663.4ポイント(+33.6)
・ナスダック 7,209.6ポイント(+121.4)
4日は3指数揃って大幅な上昇。
ダウ平均は300ドル以上の上昇となり
ナスダック指数は100ポイント以上の上昇となりました。
新型iPhoneの不振はあるものの
市場予想からは健闘のアップルが上場来高値を更新。
1000億ドルの自社株買いに加え
アップル株を投資家のウォーレン・バフェット氏が買い増したことが明らかになり
アップル株が大きな上昇を見せました。
また雇用統計が発表され、ITバブル期に並ぶ失業率3.9%となり
市場心理は一気に強気に傾くことに。
結果的にダウ平均の採用銘柄で下落したのは
1銘柄のみと、全面高の展開。
尚、ダウ平均採用銘柄の上昇率1位は
アップル(+3.92%)となりました。
雇用統計の日を大幅高で終えることになりましたが
雇用統計を契機にトレンドが反転するケースもあります。
米国経済は失業率からも絶好調の状態を維持していますが
米長期金利の上昇の結果、アルゼンチンが政策金利を40%まで引き上げる等
米長期金利高の影響が新興国の金融市場に出始めています。
株式市場の行方について、ファンダメンタル的には楽観視できますが
新興国市場からの視点も踏まえてフォローしたいと思います。