ダウ平均が300ドル近い上昇を見せる
・ダウ平均 25,013ドル(+298)
・S&P500 2,733.0ポイント(+20.0)
・ナスダック 7,394.0ポイント(+39.6)
21日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は約300ドルの上昇を見せ
大幅な上昇となり、25,000ドル台を回復。
先週の市場心理に影響を与えていた
米長期金利と米中貿易交渉について
長期金利は3%を上回る位置にはあるものの
一旦金利上昇は小康状態に。
また米中貿易交渉は双方が歩み寄りの
姿勢を見せて終了。
両者いずれも先週からそれほど大きな状況変化はないものの
リスクのある方向に向かわなかったことで
市場には安心感が広がり、先週のエネルギーを
放出するかのように上昇しました。
ダウ平均採用銘柄では下落したのが2銘柄のみで
全面高の展開。
上昇率では
1位ボーイング(+3.61%)
3位キャタピラー(+2.06%)
となり米中貿易交渉が一旦着地の中で
対中国の売上依存度の高い銘柄が買われました。
また米国のみではなくイギリス市場も好調で
指数FTSE100は年初来高値を大きく更新。
ドイツ市場も英米市場ほどではありませんが
着実な上昇を見せました。
尚、原油価格(WTI)も72ドルを回復し
72ドル台に定着する値動きを見せています。
幸先良いスタートを切った今週の欧米市場、この流れが
どこまで継続するのか注目したいと思います。