米朝首脳会談への不透明感が浮上
・ダウ平均 24,834ドル(-178)
・S&P500 2,724.4ポイント(-8.5)
・ナスダック 7,378.4ポイント(-15.5)
22日は3指数揃っての下落
ダウ平均は178ドルの下落となりましたが
昨日298ドル上昇しており、押し目と言える状況です。
米中貿易摩擦への懸念が後退の中で
米朝首脳会談開催に向けての不透明感が増すことに。
ただし相場の流れを決定付けるほどのインパクトはなく
昨日の上昇に対する反落の一日となりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率でも
1位ボーイング(-2.45%)
2位キャタピラー(-1.71%)
と昨日の上昇率1-2位銘柄が下落率1-2位に登場し
昨日の戻り相場を印象付けました。
尚、VIX指数は殆ど動きを見せず
また原油価格(WTI)は72ドル台を割れましたが
71ドル台後半に位置しており
周辺市場も変化が生じていません。
一方で欧州市場は引き続け堅調で
英独ともに上昇。
イギリスは再び年初来高値を更新しました。
米朝首脳会談について米国側の発言が相次いでおり
これまでとは雰囲気が変わりつつあります。
米朝首脳会談は波乱がない前提で金融市場は動いており
延期など予想外の事態が生じた際の
市場の動きには注意が必要です。
足元で米朝首脳会談以外に市場のテーマとなる
イベントはないため、会談の行方をフォローしたいと思います。