米朝首脳会談の中止も市場は冷静に受け止め
・ダウ平均 24,811ドル(-75)
・S&P500 2,727.7ポイント(-5.5)
・ナスダック 7,424.4ポイント(-1.5)
24日は3指数揃っての下落。
トランプ大統領が米朝首脳会談の中止を表明し
金融市場に緊張が走りましたが、ダウ平均75ドル安程度の
下落にとどまりました。
ナスダック指数も1.5ポイント安であり、金融市場は
冷静さを保っています。
ダウ平均は一時280ドル安にもなりましたが
トランプ大統領が今後の交渉余地を残す発言を
行った結果、急速に値を戻すことになりました。
またVIX指数も下落しており、市場は足元では
リスク要因とは捉えていません。
一方で原油価格(WTI)は71ドル台から70ドル台にまで下落。
72ドルまで一気に上昇しましたが、3日続けて陰線を形成し
更なる下落に向かう可能性が出てきており、今後の方向に注意が必要です。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位エクソンモービル(-2.29%)
2位シェブロン(-1.62%)
となり、原油価格の下落を受け原油関連株が
下落率1,2位を独占しました。
米朝首脳会談は完全に決裂した訳ではありませんが
本当に開催されるのか流動的な状況です。
今後北朝鮮問題で金融市場が影響を受ける可能性もあるので
米朝首脳会談の行方を継続的にフォローしたいと思います。