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世界市況

原油価格が急落し67ドル台に突入

・ダウ平均 24,753ドル(-58)
・S&P500 2,721.3ポイント(-6.4)
・ナスダック 7,433.8ポイント(+9.4)

25日はダウ平均は下落の一方でナスダック指数は上昇し
まちまちの展開。

月曜が祝日で3連休を控えており、様子見ムードであり
いずれの指数も小動きにとどまり、方向感のない1日となりました。

 
株式市場は小動きの展開でしたが
原油市場(WTI)が大きく下落。

70ドル台から67ドル台にまで一気に下落しました。

アメリカのイラン核合意からの脱退により
イラン産原油の市場への供給量減少が確実な中で
現在減産中のOPECが増産に動く可能性が生じています。

またサウジアラビア高官の発言もあり
一気に原油価格が動きました。

 
原油価格の急落を受け、ダウ平均採用銘柄の下落率で

1位シェブロン(-3.49%)
2位エクソンモービル(-1.94%)

となり前日同様、原油関連株が下落率の
1位と2位を独占しました。

ただし原油価格は下落したとはいえまだ67ドル台で
これまで上昇分のお釣りは十分ある状態。

単なる押し目となる可能性もあるので注意が必要です。

 
各市場の値動きが膠着しつつありましたが
原油価格が一気に下落し、動きが生じることになりました。

原油価格の値動きが各市場にどのような影響を与えるのか
月曜は休場であり、火曜以降の値動きに注目したいと思います。

2018年5月28日
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