各市場で前日の値動きの巻き戻しが発生
・ダウ平均 24,667ドル(+306)
・S&P500 2,724.0ポイント(+34.1)
・ナスダック 7,462.4ポイント(+65.8)
30日は3指数揃って上昇、ダウ平均は+306ドル高となりましたが
前日の391ドル安を取り返すには至りませんでした。
ただしナスダック指数は+65.8ポイントとなり
前日の-37.2ポイントをはるかに上回る上昇を見せました。
前日のイタリア政局に対する警戒感は
大統領と連立与党間での妥協の見通しが浮上し
一気に収まることに。
その結果、前日に下落した債券、株などは
一気に巻き戻しの値動きが生じることになりました。
ダウ平均採用銘柄では下落したのが3銘柄のみと
全面高の展開。
また前日の巻き戻しの値動きに反応したのがドルインデックス。
この所一方向に上昇してきましたが
4月中旬以来初とも言える大きな下落を見せました。
しかしながら依然上昇トレンドは維持しています。
尚、ユーロ/ドルも同様の値動きを見せ
これまでの下落が一転、上昇となりました。
またVIX指数は下落したとはいえ
昨日生じた窓を埋めるには至らず。
このまま再び下落し窓を埋めることになるのか注目されます。
前日からの行って来いの値動きとなった本日ですが
再び株式市場は上昇に向け動くことになるのか
明日以降の値動きに注目したいと思います。