ECB量的緩和の年内終了決定でドルが急伸
・ダウ平均 25,175ドル(-25)
・S&P500 2,782.4ポイント(+6.8)
・ナスダック 7,761.0ポイント(+65.3)
14日はダウ平均は下落するも
S&P500とナスダック指数は上昇。
ナスダック指数は+66.3ポイント高となり
2日ぶりに最高値を更新しました。
ECBが量的緩和の年内終了を決定、ECBの
決定を受け為替市場ではユーロ売り、ドル買いの
流れとなり、ドルが急伸。
しかしながら株式市場に対する影響は限定的でした。
株式市場はAT&Tとタイムワーナーの事業統合を
連邦地裁が認めたことをきっかけに、メディア業界の
再編が進むとの思惑を背景に、メディア株が上昇。
業界再編の台風の目となっている
ウォルト・ディズニーがダウ平均の
上昇率1位(+2.30%)となりました。
またナスダック指数が最高値を更新したように
ハイテク株も強く、同上昇率2位は
シスコシステムズ(+1.55%)。
ハイテク株の上昇を受けナスダック指数が
高値を再び更新しましたが
本動きが他市場に繋がるかがポイントです。
今週は米朝首脳会談、FOMCでの金利引き上げ
ECBによる量的緩和縮小とイベントが続きました。
ファンダメンタル的な変化が生じており
以後各市場がどのような値動きとなるのか
中長期的な視点でも注意したいと思います。