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世界市況

米中貿易摩擦への懸念及び原油価格下落

・ダウ平均 25,090ドル(-84)
・S&P500 2,779.6ポイント(-2.8)
・ナスダック 7,746.3ポイント(-14.6)

15日は3指数揃っての下落、トランプ政権が
中国からの輸入品に対する約500億ドルの関税を正式に発表。

再び米中貿易摩擦への懸念が浮上し
株式市場は売り込む状況ではないものの
買いに転じることもできず、ズルズルと下落する
ことになりました。

 
また原油価格が再び下落方向に動きだし
66ドル台から64ドル台にまで下落。

OPEC内での増産に対する内部の争いを背景としており
OPECの今後のスタンスには注意が必要です。

ダウ平均採用銘柄の下落率では

1位GE(-2.49%)
2位キャタピラー(-2.04%)
3位シェブロン(-1.95%)
4位エクソンモービル(-1.50%)

と貿易摩擦及び原油価格下落に大きな影響を
受ける銘柄群が売られることになりました。

 
またECBドラギ総裁の発言を契機に上昇したドルインデックスは
そのままの値位置を維持、依然としてドルが強い状況が継続しています。

 
今週はイベント週でしたが、株式市場はそれほど大きな値動きは
生じませんでした。

今週のイベントを各金融商品がどのように織り込んで
来週以降の値動きを形成するのか
来週はイベントが少ない週となりますが
値動きの方向性に注目したいと思います。

2018年6月18日
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