貿易摩擦への懸念が後退し3指数揃って高値更新
・ダウ平均 26,049ドル(+259)
・S&P500 2,896.7ポイント(+22.0)
・ナスダック 8,017.8ポイント(+71.9)
27日は3指数揃っての上昇。
3指数いずれも高値を更新するという珍しい1日となりました。
これまで高値更新がならなかった
S&P500が連日の高値更新となっています。
北米自由貿易協定の再交渉について
米とメキシコが大筋合意。
米中間の貿易摩擦は激化していますが
メキシコ間との貿易摩擦については懸念が薄れることになり
投資家の買いを誘うことになりました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率で見ると
1位ゴールドマンサックス(+3.19%)
2位キャタピラー(+2.77%)
3位ダウデュポン(+2.31%)
となり、金融、貿易摩擦、大型株と幅広い銘柄が買われました。
尚、下落した銘柄は4銘柄のみですが、3銘柄はヘルスケア関連。
ヘルスケアを除くと全面高の展開となりました。
堅調に株式市場が推移しており
周辺市場はそれほど値動きが生じていません。
VIX指数は年内の安値圏に位置しており
市場は完全にリスクオンです。
3指数いずれも高値を更新し、死角がない状態となっています。
ただし絶好調の市場状況が長く続くことは難しいのが相場であり
調整が入るタイミングには充分注意したいと思います。