S&P500が約7か月ぶりに高値を更新
・ダウ平均 25,790ドル(+133)
・S&P500 2,874.6ポイント(+17.7)
・ナスダック 7,945.9ポイント(+67.5)
24日は3指数揃っての上昇、緩やかな上昇となっていたS&Pが
約7か月ぶりに最高値を更新しました。
またナスダック指数も最高値を更新しています。
ジャクソンホール会議でFRBパウエル議長が講演。
現状の米経済の好調さへの認識を示す一方
今後の利上げについてはペースアップの考えは
示されませんでした。
これまでのFRBのスタンスを踏襲した発言ではありましたが
パウエル議長の発言を期に市場は楽観に傾きました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると
1位ダウデュポン(+1.62%)
2位ビザ(+1.48%)
3位インテル(+1.45%)
となり、大型、金融、ハイテクと幅広い銘柄が
買われたことが分かります。
周辺市場では金価格が急騰。
8月中旬以降、下落が続きましたが
本日の上昇で8月上旬の水準にまで価格が回復しました。
株式市場はリスクオンの状況下で
金価格が上昇するリスクオフの値動きが生じており
今後の金価格の行方が注目されます。
夏休み終了後に3指数いずれも高値を更新し
株高が続いた1週間となりました。
本トレンドが来週も続くのか、米中貿易摩擦の
行方とともに注目したいと思います。