米中貿易摩擦への懸念から3指数揃っての下落
・ダウ平均 25,656ドル(-76)
・S&P500 2,856.9ポイント(-4.8)
・ナスダック 7,878.4ポイント(-10.6)
23日は3指数揃っての下落。
ダウ平均やナスダック指数の上昇が継続していましたが
一旦上昇がストップする1日となりました。
米中貿易摩擦を巡り実務者協議が続く中で
米中双方で160億ドルの輸入品に対する
25%の追加関税措置が発動。
既に織り込み済みとは言え、株式市場のムードが盛り上がる訳はなく
更に昨日発覚のトランプ政権のロシア疑惑も併せて
市場は様子見ムードとなりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位キャタピター(-2.03%)
2位ゴールドマンサックス(-1.25%)
となり米中貿易摩擦銘柄に加え
金融株が売られました。
周辺市場では前日に上昇した原油価格が
67ドル台後半の価格を維持。
再び70ドルを目指す値動きとなるのか注目されます。
ただし上昇の場合、米中間選挙を控え
トランプ大統領からのツイッター等での
横槍にも注意が必要です。
米中貿易摩擦が再び市場のテーマと
なりつつありますが、現状では落としどころが
見えていません。
株式市場の上昇が小休止となった本日ですが
明日もしくは来週以降、再び上昇トレンドの維持がなされるのか
引き続き注目したいと思います。