SNS規制への警戒感からハイテク株が売られる
・ダウ平均 25,974ドル(+22)
・S&P500 2,888.6ポイント(-8.1)
・ナスダック 7,995.1ポイント(-96.0)
5日はダウ平均は上昇の一方で
ナスダック指数が100ポイント近い下落となり
明暗が分かれました。
アメリカとカナダの間で北米自由貿易協定に関する協議が再開。
協議の結果を見極めたいとのムードもありましたが
協議再開自体は好感されました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率を見ると
1位キャタピラー(+1.70%)
3位3M(+1.55%)
と実際に貿易摩擦銘柄が買われる展開となりました。
しかしながらSNSの選挙に対する影響の議会公聴会が開催され
SNSに対する規制への警戒から
ハイテク株が売られ、ナスダック指数が下落。
そしてマイクロソフト、シスコシステムズ、アップルの
3銘柄がそろって、ダウ平均の下落率ワースト10に
ランクインしました。
周辺市場では原油価格(WTI)が続落。
昨日の70ドル乗せ後に一気に売られ
68ドル台半ばにまで下落が進んでいます。
雇用統計週の中、ファンダメンタル的な変化も生じておらず
原油を除くと総じて、方向性のない値動きとなっています。
次のトレンドがどのタイミングで生じるのか
という部分にまずは注目したいと思います。