米国債の利回り上昇を受け金融株中心に上昇
・ダウ平均 26,405ドル(+158)
・S&P500 2,907.9ポイント(+3.6)
・ナスダック 7,950.0ポイント(-6.0)
19日はダウ平均は158ドル高となる一方で
ナスダック指数は6ポイント安とまちまちの展開。
ただしダウ平均は1月29日以来の高値となりました。
年初来高値更新まであと一歩の値位置です。
米中貿易摩擦激化の一方で米国債の利回りが
上昇し3%代に突入。
米国債の利回り上昇を背景に、金融株が買われ
株式市場の上昇を後押ししました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
1位ゴールドマンサックス(+2.92%)
2位JPモルガンチェース(+2.90%)
と金融株が上昇率1位と2位となりました。
ただし原油価格(WTI)が71ドル台に急騰したことを受け、
4位エクソンモービル(+1.20%)
5位シェブロン(+1.17%)となり
原油関連株も株価の上昇を牽引しました。
金融に加え原油関連と大型株がそろって買われる
久しぶりの展開です。
国債利回りの上昇を背景に株価は上昇しましたが
米中貿易摩擦は依然としてくすぶっています。
また債券利回りの上昇は、長期的には資金コストの上昇から
株価に対して良い影響ばかりではありません。
当面米国債の利回りを注視しながら
株式市場をフォローしたいと思います。