米中貿易摩擦激化によりダウ平均181ドル安
・ダウ平均 26,562ドル(-181)
・S&P500 2,919.3ポイント(-10.3)
・ナスダック 7,993.2ポイント(+6.2)
24日はダウ平均が181ドル安の一方で、ナスダック指数は
6.2ポイント高となりまちまちの展開。
24日にトランプ政権が中国に対し追加関税を課して
中国も報復関税を発動。
米中貿易摩擦激化の中、今週はFOMCで金利引き上げが
予定されており、投資家はFOMCまでは様子見スタンス。
よって積極的に買う材料がない中で
ダウ平均は一気に下落することになりました。
ただしダウ平均採用の下落銘柄を見ると
1位ダウデュポン(-2.14%)
3位P&G(-1.81%)
4位J&J(-1.69%)
となり大型株やヘルスケア株が売られる展開に。
また原油価格の上昇を背景に原油関連株が買われました。
周辺市場では産油国が23日に増産を見送る決定を行い
原油価格(WTI)が一時72ドル台に上昇。
ただしWTIよりBRENTの上昇圧力が強くなっており
原油価格上昇の影響は欧州により生じる結果となっています。
今週は25-26日の日程でFOMCが開催され
利上げが予想されています。
FOMCでの利上げ発表までは停滞する値動きが予想されますが
利上げ後に各市場でトレンドに変化が生じる事になるのか
注意深く見守りたいと思います。