FOMCでの金利引き上げを見据え債券利回りが上昇
・ダウ平均 26,492ドル(-69)
・S&P500 2,915.5ポイント(-3.8)
・ナスダック 8,007.4ポイント(+14.2)
25日はダウ平均が続落の一方で
ナスダック指数は続伸となり
対照的な値動きを見せました。
26日のFOMCでの金利引き上げ発表を控え
多くの投資家は様子見スタンス。
また米中貿易摩擦は高官協議が流れて
落とし所が全く見えない状況が続いています。
ダウ平均採用銘柄の下落銘柄では
1位インテル(-2.13%)となり、ナスダック指数が
上昇の中、インテルは売られました。
ただし上昇率3位にアップル(+0.63%)がランクイン。
ナスダック指数は続伸したものの
14.2ポイントの上昇に留まっており
ハイテク株が全体的に買われている状況ではありません。
周辺市場では原油価格(WTI)が72ドル台を
引き続き維持して、シェブロンが上昇率5位(+0.61%)となり
原油関連株が買われる展開。
また米国10年債の利回りが上昇して、一時3.11%と
5月以来の高値水準に。
FOMCでの金利引き上げを控えて
既に債券市場は金利上昇を迎えています。
明日の場中、FOMC後に金利引き上げが発表される見込みです。
政策金利引き上げが、各市場にどのような影響を与えるのか
注意深く見守りたいと思います。