長期金利の上昇により株式市場は大幅な下落に
・ダウ平均 26,627ドル(-200)
・S&P500 2,901.6ポイント(-23.9)
・ナスダック 7,879.5ポイント(-145.5)
4日は3指数揃っての下落、ダウ平均は200ドルそして
ナスダック指数は145ポイントと大きな下落となりました。
ナスダック指数は節目として機能していた
8,000ポイントを割れる下落に見舞われました。
米長期金利の上昇が続き、2011年5月以来の
3.23%の水準にまで上昇。
これまで金利上昇をそれほど意識していない投資家も
さすがに急ピッチの金利上昇に対し警戒感を抱き
株式市場は売られることになりました。
またFRBパウエル議長が講演で、今後の更なる金利引き上げ
の可能性に言及し、市場のムードを売りで
決定付けることになりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率を見ると
3位マイクロソフト(-2.07%)
4位アップル(-1.76%)
6位シスコシステムズ(-1.55%)
となりハイテク株が崩れました。
またダウ平均の採用銘柄で上昇は6銘柄のみであり全面安の展開。
金利上昇が株価下落を導く、教科書通りの展開となりました。
米長期金利は引き続き高い水準を維持しており
更なる株価下落を導くことになるのか
注意深く金利と株価の関係をフォローしたいと思います。