ハイテク株への懸念を背景に3指数揃って下落
・ダウ平均 25,250ドル(-89)
・S&P500 2,750.7ポイント(-16.3)
・ナスダック 7,430.7ポイント(-66.1)
15日は3指数揃っての下落。
金曜日に大幅高となり戻し相場となりましたが
今週は下落からスタートすることになりました。
サウジアラビア政府によるジャーナリスト殺害疑惑が
市場心理を冷やしています。
サウジ政府はファンドを経由して多額の資金をハイテク株に投じており
今後、米国とサウジとの関係悪化の際は
株式売却に動くのではないかとの懸念が背景にあります。
ダウ平均採用銘柄の下落率を見ると
1位シスコシステムズ(-2.28%)
2位アップル(-2.14%)
4位マイクロソフト(-1.80%)
とハイテク株が下落を先導する形であり
投資家はハイテク株に弱気スタンスとなりました。
周辺市場では原油価格(WTI)が一時70ドル台に下落。
程なく71ドル台を回復しましたが
依然として下落トレンドが継続しています。
株式市場は方向感のない展開が継続していますが
周辺市場も原油市場を除くと、トレンドの出ていない
商品が多い状態です。
どちらかと言えば投資家心理にマイナスのニュースの多い状況ですが
今週は市場にトレンドが生じるか
注意深く見守りたいと思います、
2018年10月16日