米中貿易摩擦緩和の期待感から3指数揃って上昇
・ダウ平均 24,527ドル(+157)
・S&P500 2,651.0ポイント(+14.2)
・ナスダック 7,098.3ポイント(+66.4)
12日は3指数揃っての上昇、ダウ平均は+157ドル高となり
比較的強い上昇を見せました。
また昨日7,000ポイントを回復したナスダック指数も続伸しました。
カナダの裁判所がファーウェイCFOの保釈を認め
また中国が米国に対し自動車や大豆の関税引き下げを
検討していると報じられ、米中貿易摩擦緩和の期待感が台頭。
ダウ平均は一時+458ドル高まで行きましたが
長期金利の上昇を受け、一転値を戻しました。
ダウ平均採用銘柄の上昇率では
3位キャタピラー(+1.73%)
4位ボーイング(+1.45%)
となり貿易摩擦銘柄が上昇しました。
周辺市場ではEU離脱問題で揺れるイギリスの
ポンドが大幅上昇。
依然としてメイ首相の与党内不信任問題等
なにも問題解決の前進はありませんが
一旦買い戻されました。
またこの所52ドル台を維持していた原油価格(WTI)が
51ドル台に下落。
原油価格は引き続き50ドル台前半で
上げては下がるの展開が続いています。
ファーウェイ問題はCFOの保釈で、目先の材料としては
一旦終わる可能性があります。
しかし米中貿易摩擦問題に関しては
今後も一喜一憂する相場が継続すると予想されます。
状況を随時フォローしたいと思います。
2018年12月13日