J&Jの不祥事も影響しダウ平均-496ドル安
・ダウ平均 24,100ドル(-496)
・S&P500 2,599.9ポイント(-50.5)
・ナスダック 6,910.6ポイント(-159.6)
14日は3指数揃っての下落、ダウ平均は-500ドル近い下落となり
ナスダック指数も-150ポイントを超える
下落で節目の7,000ポイントを割れました。
年末相場で荒い値動きの日が目立つ中で
本日も大きな材料の無いものの、ダウ平均が大きな下落を
見せました。
ただしジョンソンエンドジョンソン(J&J)が
ベビーパウダーにアスベストが混入を把握していながら
当局に報告していなかったと報じられJ&J株が急落。
ダウ平均採用銘柄の下落率ワーストの-10.04%の
下落となりました。
ヘルスケアではP&Gが上昇率2位(+0.16%)であり
J&Jが不祥事発覚で大きく下げ、同社の下落が
年末相場の中で株式市場全体の急落を招く形となりました。
尚、ダウ平均採用銘柄で上昇したのは
2銘柄のみで、全面安の展開。
他の市場ではイギリスのFTSE100が今週
サポレジを割れて新たな下落トレンド入りの中で再び下落。
いよいよイギリス市場はハードブリグジットへ
備えつつあるように見受けられます。
来週はFOMCでの金利引き上げが予想されています。
取引という観点では実質的には年末最後の週となる
来週、FOMCに向けての値動きに注目したいと思います。