FRBの利上げと資産圧縮政策を背景にダウ平均全面安
・ダウ平均 23,323ドル(-351)
・S&P500 2,506.9ポイント(-39.2)
・ナスダック 6,636.8ポイント(-147.0)
19日は3指数揃っての下落、昨日は
一旦戻しを入れた形となりましたが
再び下落に見舞われました。
注目のFOMC後のFRBパウエル議長の記者会見で
3か月ぶりの利上げ決定が発表。
利上げ打ち止めの観測も事前にありましたが
来年は2度の利上げの予想に。
ただし事前は3回の利上げ予想が大勢を占めており
トランプ政権の利上げ批判に配慮した形となりました。
ただし株式市場が反応したのは資産圧縮ペースは
これまでと変わらないという点。
金融市場からの資金吸い上げが続くことになるため
株式市場は売られる形となりました。
ダウ平均採用銘柄の下落率では
1位インテル(-4.55%)
2位アップル(-3.12%)
となりハイテク銘柄が下落を主導。
また同採用銘柄で上昇したのはベライゾン(+0.38%)
1銘柄のみとなり、全面安の展開となりました。
年内の大きな金融イベントは本日のFOMCで
終了となります。
年内はクリスマス休暇も控えており
以後は、値動きが更に極端に静と動に分かれる可能性が
あります。
取引の際は十分な注意を払いたいと思います。
2018年12月20日