ダウ平均5連騰で24,000ドルを回復
・ダウ平均 24,001(+122)
・S&P500 2,596.6(+11.6)
・ナスダック 6,986.0(+28.9)
10日も米国市場は3指数ともに上昇しました、
ダウ平均は5連騰となり、約1ヶ月ぶりに24,000ドルを
回復しました。
またナスダック指数も7,000ポイント回復が
目前となっています。
米中貿易摩擦解消ムードに加えて
FRBの政策スタンスに対して、株式市場は
安堵感を抱いている状態です。
他のファンダメンタル要因も発生しておらず
これまでの市場の流れが継続中です。
ダウ平均採用銘柄の上昇率で見ると
1位ボーイング(+2.55%)
2位キャタピラー(+2.06%)
となり貿易摩擦銘柄の上昇が顕著な
1日となりました。
一方で下落率では
1位ファイザー(-2.38%)
2位メルク(-1.23%)
とディフェンシブ銘柄の製薬会社株が揃って売られました。
周辺市場では原油価格(WTI)の上昇が
漸く一服し、51-52ドル台での値動きが継続。
当面現在の値位置に留まるのか、それとも次なる
値動きが始まるのか注目されます。
FRBの政策への安心感を背景に、米中貿易摩擦解消を織り込む
値動きが今週は継続しています。
ただしダウ平均が24,000ドルを回復し、指数が節目価格を
回復する動きも見られるため、本相場のテーマの継続性に
そろそろ注意したいと思います。
来週は、EU離脱関連ですかね。
2019年1月11日