11月, 2015
ニチレイ(2871) vs 東洋水産(2875)
2015年11月6日6日のサヤ取りデイトレですが
売り 2871 ニチレイ
買い 2875 東洋水産
を取り上げてみました。
ニチレイが高くなっており、既に決算も通過していますので
ちょっと割高感があると見ています。
相手は東洋水産を取り上げてみました。
出来高的に、もうちょっと欲しいところではありますが
1株あたりの価格も高めなので、まあこんなところかと。
意外と、こういうペアは狙い目だと思います。
久しぶりに落ち着いた感じの寄り付きとなり
安心してエントリーができました。
東洋水産の出来高が、ちょっと少ないかなぁという感じでしたが
まあ1株あたりが高いので、こんなものかと。
寄り付き後の動きは、どちらもやや高く推移して
サヤとしては、ほぼ変わらずでずっと推移しました。
結局、ゼロ付近で決済して、収穫なしです。
日本車メーカー不採用 タカタの下落止まらず
2015年11月6日6日の日本市場は、3日続伸となりました。
日経平均株価の終値は、149円高の19,265円となっています。
安定的に、19,000円台を維持しています。
円安の流れが続いており、安心した買いが広がっています。
また、後場には、法人税減税についての発言が出ており
こうした景気対策についての流れが、買い支えとなりました。
雇用統計の発表を控えた金曜日でしたが
日本市場に材料があり、買いが入った状況です。
日本郵政グループは、初めて下落に転じています。
一旦、これでお祭りとしては終わり、通常取引になっていくことでしょう。
ただ、長期保有者が多いので、大きくは下げない模様です。
タカタの下落が止まりません。
トヨタ、日産、ホンダなど、各社がタカタ製のエアバッグ使用の
中止を決めており、一時的な影響に留まらない感じです。
雇用統計大幅増 失業率5.0%
2015年11月6日6日のアメリカ市場は、やや高く終わっています。
ダウ平均の終値は、46ドル高の17,910ドルとなりました。
月初第1金曜日恒例の雇用統計の発表ですが
非農業部門の雇用者数が、先月のほぼ倍の数字となり
失業率も5.0%へと低下し、非常に力強い数字となりました。
予想以上の強い数字を受けて
12月の利上げの観測が、一層高まる形となりました。
前回9月の時は、急に中国株式市場の軟調ぶりが表に出て
一旦は利上げを先送りせざるを得ませんでしたが
さすがに、少し引き締めにかからないといけない場面になりました。
今回の雇用統計を受けて、12月利上げの確率については
相当数高まったと言えるでしょう。
あとは、世界的な市場が安定しているかがポイントですね。
利上げによって恩恵を受けるのが
金融セクターとなりますので、株価も高くなっています。
エネルギー関連は、原油価格が下落して、やや売られています。
心配するところ、心配しても仕方がないところ
2015年11月6日私は、こう見えても、危険な橋を渡らない安全志向の性格で
できるだけ、リスクをとらない性格です。
マレーシアにいると、そんな人がマレーシアに?
と思われますが、リスクを避けた結果の選択とも言えます。
なので、私は基本的には「心配性」なんです。
世の中には、ざっくり言えば、半分くらいの人が心配性。
残り半分が、イケイケの人になります。
この心配性の人と、イケイケの人は、なかなか意見が一致しません。
私も心配性なので、色々と心配してしまうのですが
無駄に心配すると行動範囲が狭くなってしまいますので
常に考えていることがあります。
「心配する必要があるところ」
と
「心配しても仕方が無いところ」
です。
当たり前の2つの区別ですが、この違いを意識すると
気持ち的にも、ずっと楽になると思います。
サヤ取り投資の場合において言えば
いかに、サヤ取り投資が安全性の高い投資だと言っても
心配の種は尽きないものです。
損したらどうしよう?
と、やる前からも思ってしまいますし
ポジションがひとたび含み損にでもなろうものなら
「サヤ取り投資はダメなんじゃないか?」
なんて思ったりしてしまいます。
とにかく、投資は自分のお金を張ってやっているものですから
心配の種、悩みの種は尽きないのです。
そこで、自分の悩んでいる種類を2つに分けて
・心配する必要があるところ
・心配しても仕方が無いところ
に分けて考えて見てください。
既にサヤ取りのポジションを取った後で
あとは5%の利益確定か、損切りを待つだけとなった時に
この間に考えることは一切の無駄です。
「心配しても仕方が無いところ」
になります。
明日、日経平均が暴落したらどうしよう。
決算の結果が悪かったらどうしよう。
思うところは色々あると思いますが
こうした考えは、一切の時間の無駄です。
そして「心配する必要があるところ」についても
あまり心配する必要はありません。
株式投資の場合は、大抵はルールを決めていないから
心配が出てきてしまうケースがほとんどです。
ルールを決めてしまえば心配する必要はありません。
例えば、何パーセントの利益が出たら確定したらいいか?
なんていうのは、ルールを決めていないが故の悩みです。
5%のルールで決済すると決めてしまえば
この悩みは「心配しても仕方が無いところ」に変わります。
何でも、決めてしまえば、考えても仕方のないことになります。
考えて、事前に手が打てるのであれば
それは先に手を打っておくことで、心配の種は消せます。
私と同じ心配性の人は、2つに分けて考えてみることを
実践してみてください。
決算発表期のサヤの動き
2015年11月5日マレーシアでイケてないのが、物流の仕組み。
未だに、ちゃんと荷物が届かない、取りに来ないというのが
日常茶飯事にあり、問題になります。
日本人が普通に考える品質で、マレーシアでビジネスができれば
まだまだ、たくさんの可能性があるのがマレーシアです。
■■ 投資コラム - 決算発表期のサヤの動き ■■
サヤ取りは、相場の影響を受けにくい投資方法です。
例えば、リーマンショックのような突然の大暴落があっても
大きく損失を被る事がないばかりか、時にはプラスの収益にもなる
不思議な投資術であります。
基本的に、相場の全体の影響は受けにくいのですが
一番影響を受けるのが、決算期です。
個別銘柄の組み合わせでペアを作っている以上が
相場全体の影響は受けないまでも
個別銘柄の影響は、どうしても出てしまいます。
例えば、ペアを組んでいる銘柄の片方に材料があった場合は
同業種であれば、ある程度は連想が働く場合もありますが
無傷では済まない場合もあります。
異業種の場合だと、もうサヤが大きく動く可能性も高まります。
昔は、それほど企業業績も大きく変わりが無く
決算期も動くといっても、それほど気にする必要はなかったのですが
ここ最近は、急激な為替の動きや世界経済の変動の影響で
企業決算の振れ幅が大きくなっています。
それだけ、経済が活性化しているということなのですが
サヤにとっては、天敵の動きです。
でも、そんなに心配する必要はありません。
決算期は、サヤは上下に動きやすいので、ペアの結果が出るのが早まります。
しかし、必ずしもマイナスの結果だけをもたらすのではなく
プラスの結果で、早まることも当然のことながらあるわけです。
結局のところは、長い目で見れば、ペアの結果が出るのは早まりますが
損益としては、所詮五分五分の結果に持ち込まれるだけで
回転が速まっただけになります。
結果が出るのは早くなりますが、気にせずに取り組んで行きましょう。
※投資コラムは、柿田の経験に基づき、サヤ取りだけに限らず
様々な投資や事業を通じての気付きをご紹介していきます。
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■■ 世界市況の様子 - 12月利上げ十分にあり得る ■■
4日のアメリカ市場は、下落となっています。
ダウ平均の終値は、50ドル安の17,867ドルとなっています。
エネルギー関連の上昇で、株価が伸びていましたが
相場の落ち着きが見られたたため、買い材料が乏しくなりました。
イエレン議長が、12月の利上げがあり得ると発表し
投資家の慎重姿勢が強まりました。
これまでも利上げの時期を巡って、相場の駆け引きがありましたが
12月は年貢の納め時になるかもしれません。
市場では、12月利上げの確率が、かなり高まったとみています。
決算関連では、タイム・ワーナーが6.6%の下落。
フォックスも決算が市場予想に届かず、5%超の下落。
メディカ関連の下落が目立ちます。
グルーポンは、26%もの急落となっており
売上の見通しが低調になっていることが響いています。
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■■ 日本市況の様子 - 郵政3社人気続く 相場上昇を牽引 ■■
祝日明けの日本市場は、続伸となりました。
日経平均株価の終値は、189円高の19,116円となっています。
為替市場が円安に推移しており
アジア株も堅調な推移となったことを受けて続伸しています。
また、郵政関連も人気が継続しており
市場の心理として、買いのイメージが継続しています。
昨晩のイエレン議長の発言で、12月利上げに触れたことから
為替市場がドル高円安へと推移し、日本市場にとっては
プラスの動きとなっています。
また、上海市場が3%以上の上昇となり、相場のムードを好転させました。
郵政3社は、今日も堅調な動きとなっており
とくにかんぽ生命は、今日もストップ高に近いところまで上昇し
特に人気が集まっています。
今日も売買代金の20%弱くらいが、郵政3社に集まっており
高い人気が伺える動きです。
決算関連では、配当の上乗せを発表したJTが上昇。
上方修正と増配を発表した、富士重工も高くなっています。
タカタは、エアバッグ問題でストップ安に。
自動車メーカーが、他社への切り替えを相次いで発表しており
この問題は、タカタにとって大きな誤算となったようです。
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■■ サヤ取り デイトレ - 日本特殊陶業(5334) vs TOTO(5332) ■■
5日のサヤ取りデイトレですが
売り 5334 日本特殊陶業
買い 5332 TOTO
を取り上げてみました。
陶器系の同業種ペアとなります。
サヤとしては、それほど大きく開いている訳ではなく
安定した流れの中にあるのですが
決算シーズンの中で落ち着いて見ていられると思います。
日本特殊陶業の決算は、たいしたことなかったのに
今日は5%も盛り返していますので
そこをポイントに狙いたいと思います。
今日の寄りつきは、TOTOが少し高寄りとなり
1%以上もサヤが縮小しての寄り付きとなりそうだったので
寄り付きのエントリーを諦め。
その後、TOTOが瞬間的に下げてくるところもありましたが
エントリーのきっかけが見つけられずに
そのままエントリーなしで終わりました。
狙い目は悪くなかったと思っていますが
寄りから動いてしまうと、エントリーしにくいところがあります。
※「サヤ取り デイトレ」のコーナーですが
明日のサヤ取り デイトレペア候補については
サヤ取り王子の株式投資情報「プレミアム版」限定で配信しています。
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デイトレに挑戦する場合は、事前にやり方を習得してください。
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■■ 公開サヤ取りペア - 1ペアのみに 追加サヤ取りペア検討 ■■
[10/21 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9602 東宝 3025 3180 -5.12%
買 3405 クラレ 1482 1500 1.21%
-3.91% 目標値 5%
少しサヤが戻ってきました。
昨日は大ピンチなところだったので、一安心です。
まだ、サヤとしては、かなり高い位置にいます。
値動きも大きめなので、まだ最後のチャンスはあると思います。
最後まで諦めずに行きたいところです。
※サヤ取り公開ペアは、4営業日目から銘柄名が公開となります。
プレミアム版メルマガでは、全ての銘柄名が公開となります。
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■■ サヤ取り 編集後記 ■■
サヤ取り公開ペアは、1ペアのみなってしまいました。
決算期で値動きが大きく、なかなか安定ペアが見つけられません。
これだというペアは、なかなか見つからないのですが
1ペアくらいは、明日入れて行こうと思っています。
今年も終わりに向けて、ラストスパートと行きたいのですが
決算期間中の間は、なかなか思ったようにペアが見つかりません。
今週も早くも金曜日を迎えます。
来週は、急遽私も出張の予定が入りそうで、日程調整をする予定です。
今年中にやらなければ!と思っていたことも
そろそろ、ラストスパートの準備が必要ですね。
今日もメルマガを読んでいただきまして、ありがとうございました。
では、また明日~
更新: サヤ取り王子のブログ | No Comments »
1ペアのみに 追加サヤ取りペア検討
2015年11月5日[10/21 寄り仕掛け] 11営業日目
保有銘柄 買値 現在値 損益率
売 9602 東宝 3025 3180 -5.12%
買 3405 クラレ 1482 1500 1.21%
-3.91% 目標値 5%
少しサヤが戻ってきました。
昨日は大ピンチなところだったので、一安心です。
まだ、サヤとしては、かなり高い位置にいます。
値動きも大きめなので、まだ最後のチャンスはあると思います。
最後まで諦めずに行きたいところです。
※サヤ取り公開ペアは、4営業日目から銘柄名が公開となります。
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■■ サヤ取り 編集後記 ■■
サヤ取り公開ペアは、1ペアのみなってしまいました。
決算期で値動きが大きく、なかなか安定ペアが見つけられません。
これだというペアは、なかなか見つからないのですが
1ペアくらいは、明日入れて行こうと思っています。
今年も終わりに向けて、ラストスパートと行きたいのですが
決算期間中の間は、なかなか思ったようにペアが見つかりません。
今週も早くも金曜日を迎えます。
来週は、急遽私も出張の予定が入りそうで、日程調整をする予定です。
今年中にやらなければ!と思っていたことも
そろそろ、ラストスパートの準備が必要ですね。
今日もメルマガを読んでいただきまして、ありがとうございました。
では、また明日~
日本特殊陶業(5334) vs TOTO(5332)
2015年11月5日5日のサヤ取りデイトレですが
売り 5334 日本特殊陶業
買い 5332 TOTO
を取り上げてみました。
陶器系の同業種ペアとなります。
サヤとしては、それほど大きく開いている訳ではなく
安定した流れの中にあるのですが
決算シーズンの中で落ち着いて見ていられると思います。
日本特殊陶業の決算は、たいしたことなかったのに
今日は5%も盛り返していますので
そこをポイントに狙いたいと思います。
今日の寄りつきは、TOTOが少し高寄りとなり
1%以上もサヤが縮小しての寄り付きとなりそうだったので
寄り付きのエントリーを諦め。
その後、TOTOが瞬間的に下げてくるところもありましたが
エントリーのきっかけが見つけられずに
そのままエントリーなしで終わりました。
狙い目は悪くなかったと思っていますが
寄りから動いてしまうと、エントリーしにくいところがあります。
郵政3社人気続く 相場上昇を牽引
2015年11月5日祝日明けの日本市場は、続伸となりました。
日経平均株価の終値は、189円高の19,116円となっています。
為替市場が円安に推移しており
アジア株も堅調な推移となったことを受けて続伸しています。
また、郵政関連も人気が継続しており
市場の心理として、買いのイメージが継続しています。
昨晩のイエレン議長の発言で、12月利上げに触れたことから
為替市場がドル高円安へと推移し、日本市場にとっては
プラスの動きとなっています。
また、上海市場が3%以上の上昇となり、相場のムードを好転させました。
郵政3社は、今日も堅調な動きとなっており
とくにかんぽ生命は、今日もストップ高に近いところまで上昇し
特に人気が集まっています。
今日も売買代金の20%弱くらいが、郵政3社に集まっており
高い人気が伺える動きです。
決算関連では、配当の上乗せを発表したJTが上昇。
上方修正と増配を発表した、富士重工も高くなっています。
タカタは、エアバッグ問題でストップ安に。
自動車メーカーが、他社への切り替えを相次いで発表しており
この問題は、タカタにとって大きな誤算となったようです。
12月利上げ十分にあり得る
2015年11月5日4日のアメリカ市場は、下落となっています。
ダウ平均の終値は、50ドル安の17,867ドルとなっています。
エネルギー関連の上昇で、株価が伸びていましたが
相場の落ち着きが見られたたため、買い材料が乏しくなりました。
イエレン議長が、12月の利上げがあり得ると発表し
投資家の慎重姿勢が強まりました。
これまでも利上げの時期を巡って、相場の駆け引きがありましたが
12月は年貢の納め時になるかもしれません。
市場では、12月利上げの確率が、かなり高まったとみています。
決算関連では、タイム・ワーナーが6.6%の下落。
フォックスも決算が市場予想に届かず、5%超の下落。
メディカ関連の下落が目立ちます。
グルーポンは、26%もの急落となっており
売上の見通しが低調になっていることが響いています。
新しいサービスは目を引きますが、長期的な維持には
常にビジネスモデルのブラッシュアップが必要です。
決算発表期のサヤの動き
2015年11月5日サヤ取りは、相場の影響を受けにくい投資方法です。
例えば、リーマンショックのような突然の大暴落があっても
大きく損失を被る事がないばかりか、時にはプラスの収益にもなる
不思議な投資術であります。
基本的に、相場の全体の影響は受けにくいのですが
一番影響を受けるのが、決算期です。
個別銘柄の組み合わせでペアを作っている以上が
相場全体の影響は受けないまでも
個別銘柄の影響は、どうしても出てしまいます。
例えば、ペアを組んでいる銘柄の片方に材料があった場合は
同業種であれば、ある程度は連想が働く場合もありますが
無傷では済まない場合もあります。
異業種の場合だと、もうサヤが大きく動く可能性も高まります。
昔は、それほど企業業績も大きく変わりが無く
決算期も動くといっても、それほど気にする必要はなかったのですが
ここ最近は、急激な為替の動きや世界経済の変動の影響で
企業決算の振れ幅が大きくなっています。
それだけ、経済が活性化しているということなのですが
サヤにとっては、天敵の動きです。
でも、そんなに心配する必要はありません。
決算期は、サヤは上下に動きやすいので、ペアの結果が出るのが早まります。
しかし、必ずしもマイナスの結果だけをもたらすのではなく
プラスの結果で、早まることも当然のことながらあるわけです。
結局のところは、長い目で見れば、ペアの結果が出るのは早まりますが
損益としては、所詮五分五分の結果に持ち込まれるだけで
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