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- 日本株式市況
米中貿易摩擦緩和期待を背景に日経平均454円高
・日経平均株価 21,602円(+454)
・TOPIX 1,606.6ポイント(+31.3)
・東証1部出来高 14億8033万株
・同売買代金 2兆7885億円
・同値上がり1867銘柄、値下がり213銘柄、変わらず43銘柄
12日の日経平均は+454円高となり大幅な上昇。
昨日節目の1,600ポイントを割れたTOPIXも
再び1,600ポイントを回復しました。
米中貿易摩擦に関して、カナダ当局に身柄を
拘束されていたファーウェイCFOの保釈が決定。
米中間の緊張緩和に繋がるとの期待感から
日本市場は寄り付きから上昇し
その後もジワジワと上昇が続きました。
日経平均は終日殆ど下落することなく
最終的には+454円高で取引を終了しました。
為替市場ではドル/円が昨日から
113円台半ばの水準を維持。
株式市場の上昇を支えることになりました。
日経平均採用銘柄の上昇率では
1位にヤマハ(+8.45%)が登場。
かねてより自動車事業への参入希望を有していましたが
社長が早期参入の断念を表明した結果
これまで市場が有していた懸念事項が除かれる形となり
株高となりました。
国内要因というより海外要因で株価が大きな上昇を見せた
1日となりました。
ただし日経平均が400円以上の上昇にも関わらず
売買代金は2.7兆円であり、売買に力強さはありません。
本日の上昇が継続性のあるものかどうか
注意深く見守りたいと思います。
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